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中国が他力で最終予選進出 シンガポールGKに感謝と寄付「14億人に希望くれた」

東スポWEB 2024年6月12日 16時28分

サッカーの2026年年北中米W杯アジア2次予選最終戦後、シンガポールの守護神に中国から感謝の声が殺到している。

C組2位につけていた中国は敵地で韓国に0―1で敗戦。しかし、3点差以上の勝利が必要だった3位のタイが、1時間半後の試合でシンガポールに3―1での勝利にとどまったため、勝ち点、得失点差で並びながらも直接対決の成績で中国が最終予選進出となった。

試合後、中国のファンからシンガポールへの感謝の声が上がった。中でもタイの攻撃を防いだGKハッサン・サニーに熱視線。

中国メディア「新浪体育」などによると、40歳のサニーはサッカーだけでは生計を立てられず、ココナッツミルクで炊いたご飯のナシレマなどを売る屋台を家族と経営。店の存在がネット上で知られると、試合後、中国のSNS上で店の写真や住所が投稿され「機会があれば、みんなもシンガポールに行って手伝おう!」と大盛り上がり。QRコードを使い、感謝の支払いをした人も登場した。

サニーのインスタグラムにも中国のファンからの感謝の声がズラリ。「中国人はみんなあなたに感謝しています。シンガポールに行ったら必ず店に行きます」「14億人に希望をくれた」「守護神!」「なんか突然シンガポールにいってナシレマを食べたくなった!」とコメントが殺到している。

この現象にサニー本人も気が付き、同僚のSNSで「ありがとう、中国」と応えている。

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