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【F1】低迷ペレスに地元メキシコメディアが手のひら返し「パフォーマンスは最悪だ」

東スポWEB 2024年6月12日 17時44分

深刻な不振にあえいでいるF1レッドブルのセルジオ・ペレス(34)に母国メキシコのメディアからも批判が沸き起こっている。

レッドブルは今季限りで契約が切れるペレスと2026年まで2年間の契約延長を発表。しかしペレスは近走で不振が続いており、9日のカナダ・グランプリ(GP)ではリタイアとなった上に、車体の後部破損を負ったままピットに戻って破片をまき散らしながら走行したことが危険運転とみなされて、次戦のスペインGP(23日決勝)で3グリッド降格となる失態を演じた。

こうした事態を受けて、これまでは「地元の英雄」として持ち上げてきたメキシコでも風向きが変わりつつある。

同国大手紙「レフォルマ」は「レッドブルには2つの異なる世界がある。一方ではマックス・フェルスタッペンがマシンの欠点を克服し、カナダ・グランプリで優勝している。もう一方の極端なほうはセルジオ・ペレスで、栄光よりも不安のほうが大きい。モナコ同様、彼はポイントを獲得できず、パフォーマンスの低さが疑問視されている」と厳しく評価した。

また、ペレス擁護を続けてきた同国メディア「エスト」も「セルジオ・ペレスは悪化の一途をたどっており、F1で最悪のシーズンを迎えている」とした上で「チェコ(ペレスの愛称)のこれまでのパフォーマンスは最悪だ」と酷評した。

ペレスに対する逆風は強まるばかりだ。

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