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小泉進次郎氏 今後のライドシェア事業に「バス、鉄道会社、新規参入も認める方向だと国交省も言っている」

東スポWEB 2024年6月12日 21時32分

小泉進次郎衆院議員は12日に国会内で開かれた「令和6年度活力ある地方を創る首長の会総会」に来賓としてあいさつした。

日本版ライドシェアは一般ドライバーが自分の車で客を運ぶサービス。4月からは東京23区、京都市などの地域でスタートしたが、運営の主体はタクシー会社限定だ。現在、政府は全面解禁を含めた法整備の議論を慎重に行っている。

進次郎氏は自身の選挙区のライドシェア状況について出席者にこう説明した。

「私の地元・神奈川県の三浦市という選挙区があります。そこをライドシェア神奈川県の実証の地域となった最大の原動力は夜の7時以降、タクシーがないこと。タクシーがないことが地域商店街の飲食店組合のみなさんが、市に対してライドシェアをやってほしいと。飲食店の方々が声を上げて、今では日本版ライドシェアが動き出すようになりました」

今後の課題について進次郎氏は「タクシー会社以外でもバス会社、そして鉄道会社がライドシェア事業を担う、そういう新たな新規参入も認める方向だと国交省も言っている。我々はライドシェアが目的かというよりも、地域で移動を困難だと感じる方々を減らす。そこにはやらなくてはいけないことはいっぱいある。これからもバスが減便、電車のダイヤは改正、タクシーがますます担うというニュースが続々と出てきますので、現場が持っている力で、政策を実現する後押しをみなさんが担ってくれればと思っています」と語った。

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