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伊藤洋輝がバイエルン移籍へ DF金玟哉と日韓CBコンビに期待 移籍金は50億円超

東スポWEB 2024年6月13日 9時54分

ドイツ1部シュツットガルトの日本代表DF伊藤洋輝(25)が同リーグの強豪バイエルン・ミュンヘンに移籍する可能性が高まっている。

2021年にJ1磐田からシュツットガルト入りした伊藤について、ドイツ紙「ビルド」のトビー・アルトシェフル記者は、12日(日本時間13日)に自身のX(旧ツイッター)を更新。「シュツットガルトの伊藤洋輝はBミュンヘンに移籍することになった。あとは契約書にサインするだけだ」と指摘し「契約条項により移籍金は3000万ユーロ(約50億7000万円)となる」と伝えた。

さらに移籍市場に精通するイタリア人のファブリツィオ・ロマーノ記者も自身のXで、「伊藤洋輝がバイエルンへの移籍が決まった。選手と5年契約で合意、次はメディカルテストへ」と記した。海外メディア「ONE FOOTBALL」は「バイエルンがトットナムとの競争を制した」とし「契約はほぼ完了し、3000万ユーロとされる退団条項が発動されるため、伊藤はバイエルンにとって今夏初の移籍選手となる」と報じていた。

左利きの伊藤は今季リーグ2位に大躍進したチームの主力として活躍。1対1の強さなど、高い守備力とともにセンターバックやサイドバックをこなせるユーティリティーさが評価されている。Bミュンヘン以外にもイングランド・プレミアリーグのトットナムやオランダ1部アヤックスが今夏の獲得に向けて伊藤に興味を示していた。

今シーズン無冠に終わったBミュンヘンは、元ベルギー代表DFバンサン・コンパニ監督を迎えて積極補強を計画。伊藤についても満額の移籍金を支払う準備があり、すでにクラブ間交渉に取り組んでいる模様で、近日中にも正式契約を結ぶとみられる。また、同クラブには韓国代表DF金玟哉(27)が所属しており、伊藤の加入が決まればセンターバックで〝日韓コンビ〟の結成も期待されそうだ。

BミュンヘンにはかつてMF宇佐美貴史(G大阪)が所属していた。伊藤は欧州チャンピオンズリーグ(CL)でプレーすることを切望している中、ドイツ屈指のビッグクラブでプレーすることになるだろうか。

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