アルゼンチンの湖上にパックマンのように口をパクパクさせながら移動する謎の球体が出現した。アルゼンチンメディア「ラジオ・セイス・バリローチェ」が１２日、報じた。
アルゼンチンのバリローチェ在住の女性、ロレーナさんがナウエル・ウアピ湖の岸に立っていた時、湖上に奇妙な物体を発見した。半透明もしくは白く濁った物体は、水面から３メートルほど浮いており、何かを飲み込むかのように口をパクつかせながら移動していたという。しかも、移動するうちに球体から楕円体に変形しているようだ。
ロレーナさんは「ボートでも帆船でもありません。私たちには理解できない奇妙なものです。水面から浮かび上がった。それが何だったのか本当に分かりません」と語る。
ラジオ・セイス・バリローチェが動画をフェイスブックに投稿したところ、動画を見たユーザーはさまざまな説を唱えている。ＵＦＯではないかという意見もあれば、幽霊ではないかという意見もある。
しかも湖は、アルゼンチン版ネッシーといわれる、水生ＵＭＡ「ナウエリート」の目撃がある場所だ。そのため、「ナウエリートの頭部じゃないか」という珍説も飛び出した。
とはいえ、懐疑的な人たちは、この奇妙な現象を気象現象か錯覚の一種だと主張している。