作家でタレントの乙武洋匡氏（４８）が１３日にＸ（旧ツイッター）を更新。ロックバンド・Ｍｒｓ．ＧＲＥＥＮ ＡＰＰＬＥのミュージックビデオ（ＭＶ）が炎上した問題に言及した。
これはコカ・コーラのキャンペーンソング「コロンブス」のＭＶで、１２日に公開された。コロンブスやナポレオンなど歴史上の人物に扮したメンバーが類人猿に文明を伝えるような内容。コロンブスたちが類人猿に人力車を引かせる描写もある。
これが「差別的」と批判の声が殺到。「侵略や差別に苦しんだ人々を無自覚に冒涜」「ＭＶを製作する過程で止める大人がいなかったのが問題」「国際問題にもなり得る」など批判の声が殺到。ＭＶは現在非公開となっている。
この事態に乙武氏は「『せめて事務所や制作サイド、コカコーラが止めろよ』という意見はごもっとも」と批判の声に同意した上で「ただ、そこに『アーティスト自身やバンドマンは無知でも仕方ない』という甘えがあってはダメですよね」とアーティストの認識不足を指摘。
さらに「どんな職業でも、やっぱり最低限の“教養”は重要」とつづっている。