怪談家の稲川淳二（７６）が１３日、大阪市内で行われた「ＭＹＳＴＥＲＹ ＮＩＧＨＴ ＴＯＵＲ２０２４ 稲川淳二の怪談ナイト～怪談喜寿～」（７月１３日・宇都宮文化会館～１１月１０日・沖縄・桜坂劇場）取材会に出席した。
３２年目を迎えた同公演は毎年夏に始まり、全国を稲川怪談で震え上がらせる。去年は殺伐とした怪談だったが、今年は怖いけど居心地が良い故ラフカディオ・ハーン（小泉八雲）さんのような怪談を目指すという。
稲川は杖をつき腰をかがめて会見場に現れ、集まった記者を驚かせると「ヒザをやってしまいまして…。痛みが残ってまして、ガッキンガッキンいうからたまんないんですけど、ロボコップみたい」と説明し、軽く笑いを誘ったあと、席に座った。
公演内容について「小泉八雲じゃないけど、怪談らしい怪談。怪談が持つ本当の魅力。怖いけどなんか楽しい。怪談っていいもんだなって感じにしたい。会場でじいちゃん、お待ちしてます」と語った。
近畿公演は、８月２２～２５日・森ノ宮ピロティホール、１０月９日・大阪ＲＵＩＤＯ、１０月２０日アクリエひめじ、１０月２７日・なら１００年会館。