女子プロレス「スターダム」の岡田太郎社長(37)が、極悪ユニット「大江戸隊」の契約書改ざんを全面謝罪した。
22日の東京・国立代々木競技場第二体育館大会で行われる大江戸隊と「クイーンズ・クエスト(QQ)」の最終決戦では、大江戸隊の刀羅ナツコ&渡辺桃&テクラ&吏南&琉悪夏が、QQの上谷沙弥&AZM&妃南&レディ・C&天咲光由と対戦する。
11日の会見では、大江戸隊が契約書を改ざんしたことにより、試合のルールは「最終敗者以外4人ユニット追放イリミネーションマッチ」に決定。19日に取材に応じた岡田社長は「僕が契約書をつくったので内容もほぼ覚えてました。読み上げてる最中は緊張で何も頭に入ってこない状態でした」と説明する。
その上で「契約は大事にしなきゃいけないですし、僕もハンコを押してしまったので…。ブシロードファイトの管理体制が改革の途中で、申し訳ございませんでした」と謝罪した。
ルール設定前には両ユニットとも歴史があることから「解散マッチさせたくない」と語っていたが、その思いは今も変わらない。「僕としてはどちらのユニットがバラバラになっても立て直して、QQ、大江戸隊っていう歴史を残していってほしいです」と願う。
またスターライト・キッドからは、23日のアイスリボン後楽園ホールで行われる王者・岩谷麻優vs藤本つかさのIWGP女子王座戦が、大会のメインイベントで行われないことに対する疑問の声が上がった。
これについて岡田社長は「僕は試合順が大事ではないと思ってます。この前(15日札幌)の『ALL TOGETHER』でキッドさんとAZMさんのシングルは第2試合だったけど、僕は『あの大会で私たちが一番頑張った』って胸を張って帰ってきてくれたと思ってる。試合順が関係ないことはキッドさんが証明してくれたよねって思います」と説明する。
他団体で開催されるIWGP女子王座戦について「岩谷選手はどこでも、その日一番すごいことをしてくれると信じてるので、何の心配もしてないです。ただ、メインを食っても、アイスリボンさんには『後悔するなよ』という思いはあります」と語った。
週末の2連戦に注目が集まる。