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キムタクはOKでSMAPはNGか フジ「古畑任三郎」黒塗り問題を徹底追跡!

東スポWEB 2024年6月20日 6時7分

フジテレビ系ドラマ「古畑任三郎」の再放送でSMAPだけが黒塗りにされていた件でフジテレビとSMILE―UP.(旧ジャニーズ事務所)が19日、取材にコメントした。

同ドラマは、主演を田村正和さん(2021年4月死去)、脚本を三谷幸喜氏が務め、1994年に放送がスタート。同局では30周年を記念し、現在一挙再放送している。

物議を醸したのは、18日に再放送された第3シーズンの第11話「最後の事件・後編」だ。

ドラマでは、冒頭のシーンでスポットライトの当たった古畑がオープニングトークを繰り広げる。第11話の冒頭にも古畑が登場。背景には歴代の犯人の写真が掲載されたが、なぜかSMAPの部分が黒塗りにされていたのだ。SMAPのメンバー5人は99年1月3日放送で犯人役を演じている。

一方、96年1月31日放送では木村拓哉だけが犯人役を務めたが、反対側の背景には木村が単独で掲載。黒塗りはされておらず、SMAPとしての木村には黒塗りにされている。

旧ジャニーズ事務所に所属していた木村は、現在STARTO ENTERTAINMENTと契約。基本的にタレントの商標などは所属事務所が管理していることが多い。

制作会社関係者は「SMAPの回は、動画配信プラットフォームなどで配信されていないが、キムタクだけが犯人役の回は配信されている。地上波の黒塗りがキムタクになされていないということは、権利関係でクリアできたということ。SMAPとしてはクリアにならず、黒塗りになったのではないか」と話す。

黒塗りとなったことについて、フジテレは取材に「制作の詳細についてはお答えしておりません」とコメント。STARTO ENTERTAINMENTからは回答がなかった。

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