バレーボールのネーションズリーグ女子決勝トーナメント(タイ・バンコク)準々決勝(20日)、日本と対戦する中国で〝リベンジマッチ〟と注目が集まっている。
予選ラウンドでは日本に3―1で敗れるなどしアジア最上位の座を奪われた中国。現在は世界ランク1位とアジアトップに返り咲いているが、ライバルとの決戦へ期待が高まっている。
一方で、決勝トーナメントから中国は主力がパリ五輪強化のため蔡斌監督とともに離れ、中国国内で猛練習中。日本戦は若手と臨時コーチで臨む。
中国メディア「網易」は「中国は日本にリベンジしたいが、布陣の観点から見ると、難易度が高い。中国チームは今回、2軍の布陣を派遣し、蔡斌監督も行かない。本大会へ主力を休ませる必要があり、練習を積むためと理解できる。しかし日本側は全力の布陣だ。リベンジは非常に難しい」と厳しい見方を示した。
ただし「可能性がないわけではなく、ベストを尽くしてくれるだろう」と若手の奮起に期待した。
大注目の中で試合が行われることは間違いない。