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渋野日向子が2打差4位と好発進、平瀬真由美「浮き足立ってない」「イケイケではない」

東スポWEB 2024年6月21日 14時20分

女子ゴルフのメジャー第3戦「全米女子プロ選手権」初日(20日=日本時間21日、ワシントン州サマミシュのサハリーCC=パー72)、不振を脱した渋野日向子(25=サントリー)は4バーディー、2ボギーの70で回り、2アンダーの4位と好発進した。

前半を1バーディー、1ボギーのイーブンで折り返すと、10番パー4のティーショットをミスし、第2打を木に当てバンカーに入れてしまうトラブル。それでもボギーでしのぐと、14番、15番とロングパットを沈めてスコアを伸ばし、最終18番パー5でも第3打をピンそば1メートルに寄せて、バーディーで締めくくった。

渋野は「ショットはそんなに悪くなったというか、むしろ良かったくらいの感じ。前半でバーディーが来てくれればという中で1個来てくれて、そこからオーバーにしてしまった。かなり難しい流れが途中にきたけど、あきらめずにバーディーを取れてよかった」と振り返った。

そんな渋野の初日パフォーマンスについて、試合を中継した「WOWOW」で解説を務めた米ツアー1勝の平瀬真由美(54=ダイキン工業)は「ナイスプレーでした」とし「本当に浮き足立っていないところがいいですね。自信にあふれていますけど、イケイケではない。成長した渋野さんだなと思います」と復調ぶりを絶賛。さらに18番でチャンスにつけたショットについて「パッティングに自信があると、アプローチも寄ってくるんでしょうね」と指摘。自らの好プレーで〝運〟も引き寄せたという。

2019年「AIG全英女子オープン」に続く2度目のメジャー制覇に向けて〝死角〟はなさそうだ。

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