ボートレース徳山の「九州スポーツ杯争奪戦」は23日、準優勝戦が行われた。
準優10R、イン発進の和田拓也(33=兵庫)はカドから攻め込んできた伏見俊介に抵抗。2コースの妹尾忠幸に差され2着での優出となった。「1M握り過ぎたけど、握らないとまくられるんで…。ある意味、2等でラッキー」と振り返った。
スタート展示中の豪雨によりタイム計測ができなかったため展示航走をやり直し。「ボクは基本、晴れ男だけど誰か雨男がいたんでしょう(笑い)。でも、再展示でいい状態を確認できた」とアクシデントによって仕上がりに自信を深めることになった。
「行き足が良くて、伸びでやられる人もいない。ターンも前に押してた。準優のスタートはいいタイミングで全速で行けた。優勝できるような足にします」と舟足は上位級だ。
2走前の住之江68周年記念でGⅠ初優出を果たすなど自身も勢いに乗っているだけにアウト一撃は不気味だ。