巨人の阿部慎之助監督（４５）が優良助っ人に最敬礼だった。
２３日のヤクルト戦（東京ドーム）は先発予定だった菅野智之投手（３４）が腰痛で緊急回避という波乱の幕開け。代役のドラ５・又木鉄平投手（２５）が４回途中２失点の力投。５投手による継投で強力ツバメ打線を３点に抑えると、打っては３回、ヘルナンデスの４号２ランなど４得点で〝天敵〟ヤフーレをＫＯ。５回の守備では山田の飛球を中堅・ヘルナンデスがフェンス際でキャッチし併殺に仕留める好守もあり４―３で逃げ切った。
同一カード３連敗を阻止し再び勝率５割に戻した阿部監督は、「あのホームランも素晴らしかったですし。あんな難しいボールを…すごく大きな追加になりました。ナイスバッティングですし、あのフェンス際のナイスプレーもピッチャーを助けた」とヘルナンデスをたたえた。
さらに指揮官は「初見のピッチャーに対するコンタクトとか素晴らしいなと思っているし。日々、彼の野球に対する姿勢は素晴らしいなと練習中も見ている。学ぶ姿勢というのも素晴らしい」とその人柄も絶賛した。