ドイツ２部デュッセルドルフの日本代表ＭＦ田中碧（２５）が、同１部ボルシアＭＧ入りする可能性はないようだ。
今夏こそは１部クラブへの移籍を実現させたい田中だが、現段階での正式決定はない。かねてボルシアＭＧが関心を寄せているとされる中、同クラブ情報を主に扱う「グラードバッハ・ライブ」によると、田中は同クラブの〝レーダー〟に映っていない状況だという。それだけに、クラブ間の話し合いも、具体的なオファーもないとのことだ。
田中は代理人事務所「スポーツ３６０」に変更したと、現地メディアに報じられていた。同事務所は、複数のボルシアＭＧ所属選手を抱えているが、同メディアは「これはボルシアＭＧへの移籍を示唆するものではない。田中はフォルトゥナ（デュッセルドルフ）を離れる可能性が高いが、移籍先は他の１部クラブになるだろう」と結論付けた。
田中とデュッセルドルフの契約は２０２５年夏までとなっており、今夏が最後の売り時となっているが、買い手は現れてくれるのだろうか。