Ｆ１の次戦オーストリア・グランプリ（ＧＰ＝３０日決勝）で開催地周辺のホテル料金が〝異常高騰〟を見せている。
レッドブルリンクで行われるオーストリアＧＰは、王者レッドブルの本拠地で注目度が高まっている。
そうした中、オーストリア紙「クライネ・ツァイトゥング」はホテル代の暴騰を指摘。「ムルタルでは１泊あたり３０００ユーロ（約５１万３０００円）だ。Ｆ１へのラッシュで宿泊料金も高騰している」と報道。レッドブルリンクのあるムルタル地域で、一般的なホテルの部屋が１泊５０万円を超える料金という異常な高騰を見せているのだ。
宿泊代暴騰の背景として同紙は「ムルタルには３０万人以上のファンが集まると予想されている。プログラムでは有名ミュージシャンが集まり、チケットや部屋の需要は直前になっても非常に高い」と指摘。Ｆ１のレースだけでなく関連イベントも盛り上がりが予想され、大勢のファンが殺到していることが理由とした。
近年は世界的人気の高まりを受けて〝Ｆ１バブル〟となっており、オーストリアでも大フィーバーとなっているようだ。