女優の水沢アキ（６９）が２５日、「徹子の部屋」（テレビ朝日系）に出演し、自身が離婚した時のことについて明かした。
１９８６年、英語教材会社や金融会社を経営する日本在住の米国人ビジネスマン、ガイ・スィーヒ氏と結婚。１男１女をもうけるが、９３年に離婚した。
番組ＭＣの黒柳徹子に３１歳で国際結婚した当時のことを聞かれた水沢は、自身のウエディングドレス姿の写真を見ながら「桂由美さんのデザインで…。これ、映画見ててキャサリン・ターナーが着てたウエディングドレスが『ＹＵＭＩ ＫＡＴＳＵＲＡｉｎＮＹ』って書いてあって（映画の）最後の字幕に。『じゃあ、桂先生に連絡しちゃおう』と。すぐに電話して『同じのが着たいんですけど』と言って、キャサリン・ターナーが着たドレスをサイズつめていただいたんです」と明かした。
離婚したガイ氏と東京・麹町のフランス料理レストランで会ったことがあるという黒柳は「お会いしましたよ。４０年くらい前、ご主人とご一緒でしたね」と回想した。
だが、３８歳の時にガイ氏と離婚。同時期には６億５０００万円もの借金を抱えた。
借金の理由は「不動産です。バブルが弾けて、そのまま弾けなければ悠々暮らせたんですけど。本当にバブルって怖いですね。１１年で返しました。寝ないで働きましたね」と説明した。
離婚後もガイ氏は子育てに協力してくれたという。「子どもが高校生くらいまでは一緒に、学校行事とかで会ってました」と振り返った。
離婚理由について「だんだん彼が（仕事で）成功して、出世するにつれて『仕事を辞めて、専業主婦になって家にいろ』と言われるようになって『無理だ』となって（離婚した）。再婚は絶対しないんですよ。ガイが理想の人ですから。（離婚するまで）大変でした。何年もかかりました」と語った。
離婚について、意外な人物から物言いが入ったという。「デヴィ夫人に『あなた、おばかさんね。なんであんなステキな人とお別れになったの。土下座して復縁してもらいなさい』と言われました」と明かした。
最後に「でもこれが運命ですね。どっちも選べないから、まあいいや」とあっけらかんとしていた。