競泳女子平泳ぎ１００＆２００メートルでパリ五輪代表の鈴木聡美（３３＝ミキハウス）は２６日、都内で行われたミキハウス合同取材会に出席。目前に迫った大舞台に向けて決意を新たにした。
現在のコンディションついては「今までで一番いい調子で練習ができている」と好調をアピール。数日前には壁蹴りのフォームを変え、タイムが向上したという。大会直前での変更にも「変化を取り入れることにちゅうちょしていたら、先へは進めない。自分は超えられない」ときっぱり。進化を追求し続ける姿勢をのぞかせた。
五輪では自身初の金メダルに期待がかかる中、鈴木は目の前の泳ぎに集中する構え。「一番の目標は自己記録の更新。これができればおのずと結果もついてくると思う。自分を超えることを心にとどめて頑張っていきたい」と静かに闘志を燃やした。
前回大会では惜しくも代表に届かなかったが、今回は２種目で代表内定。本人は「再チャレンジする機会を得た。パリ五輪では、またさらに進化した姿をお見せしたい」と活躍を誓った。