ジャーナリストの安藤優子（６５）が２６日、関西テレビ制作の情報番組「ｎｅｗｓランナー」に出演。この日行われた２０２５年大阪・関西万博の国際会議（２日目）について言及した。
この会議には約１６０の国や国際機関の担当者らが参加。日本に長期滞在する場合もある各国スタッフの雇用や通信環境整備をはじめ、会期中の運営などについて協議された。
安藤は「意匠をそれぞれ凝らしたタイプＡですか、それぞれの国が自分たちの個性を最大限発揮した建築物ってのは、本当に見るに値する物なんだろうな」と評価しつつも、「ただ、空気感として盛り上がりに欠けてるところもある」と指摘した。
続けて、「工期の遅れとかもずっと言われてますし、メタンガスの問題もそうだと思います。万国博覧会という、かつて『万国博覧会、日本でやる、すごい、見に行かなくちゃ』っていう時代と今たくさんの人たちが海外に実際に出掛けて行って、個人がＶＲでその国を見ることができる世の中の状況になっているわけですよ。その中で万国博覧会が持つ、今までの歴史的な意味とか盛り上がりと今の時代がどう合ってくるのか疑問に思います」とバッサリ。「今の時代ならではの万博ができるかどうかって事だと思います」と持論を語った。