Infoseek 楽天

大谷翔平スポーツ界のアカデミー賞「ESPY賞」3年連続「最優秀男性アスリート」ノミネート

東スポWEB 2024年6月27日 11時42分

ドジャースの大谷翔平投手(29)が26日(日本時間27日)に米スポーツ界のアカデミー賞と呼ばれる「ESPY賞」で「最優秀男性アスリート」に3年連続、「ベストMLBプレーヤー」に4年連続でノミネートされた。

「ESPY賞」は米スポーツ専門局ESPNによる年間表彰で、1993年に創設された。各スポーツ界から最高の選手が選出され、セレブが表彰式に参加するなど米スポーツ界のアカデミー賞とも呼ばれる。

大谷は2022年に「最優秀男性アスリート」を受賞しているが、MLBからは94年のバリー・ボンズ、96年のカル・リプケン、98年のケン・グリフィー、99年のマーク・マグワイアに続く5人目の快挙だった。

今年の他の候補者はNFLのスーパーボウルで2連覇を達成したチーフスのQBパトリック・マホームズ、今年のマスターズで2度目の優勝を飾り、2年連続でプレーヤーズチャンピオンシップを制しているゴルフのスコッティ・シェフラー、NHLオイラーズのスーパースター、今年のプレーオフでMVPに選出されたコナー・マクデビッドの3人。マホームズは昨年受賞している。

複数回受賞者はゴルフのタイガー・ウッズ(5回)、自転車のランス・アームストロング(4回)、NBAのレブロン・ジェームズ(3回)の3人のみ。大谷が2度目の栄冠に輝けば快挙だ。

ベストMLBプレーヤーは21年から3年連続で選ばれている。ちなみに最多受賞はバリー・ボンズとアルバート・プホルスの4度。4年連続は初だ。ライバルは昨年史上初の「70―40」を達成したブレーブスのロナルド・アクーニャ、昨年初のサイ・ヤング賞に輝いたヤンキースのゲリット・コール、昨年のワールドシリーズMVP、レンジャーズのコーリー・シーガーとこちらも強敵ばかりだ。

ESPNの同賞のサイトはトップで「ケイトリン・クラーク、大谷翔平ら―2024年のESPYS受賞者に投票しよう」と呼び掛けている。クラークは多くの米メディアがカレッジバスケットボールにおける史上最高の女子選手と評する逸材で、WNBAのインディアナ・フィーバーでルーキーイヤーを過ごしている。大谷はもはやMLBの枠を超えた存在だ。

同賞は7月11日午後8時(同12日午前9時)に発表される。

この記事の関連ニュース