ケガや体調不良以外では２００７年以来、１７年ぶりの二軍再調整となった巨人・坂本勇人内野手（３５）が２７日、ジャイアンツ球場に姿を現し、打撃練習などを行った。
「やれることは全部やる」
坂本は横から、斜めから、前からとさまざまな角度からトスを上げてもらい打撃フォームを入念に確認。休みなくバットを振り続けた。
今季ここまで打率２割３分４厘、４本塁打、１８打点と本来の姿がなかなか見えてこない打撃については「今の僕には何が大事なのかっていうのが、なかなか掴めないままシーズンをやっちゃってた。正直、何をしたら良くなるのかっていうのは、正解が見つかってない」とその難しさを語った。
阿部監督は「一回リフレッシュさせる」と二軍落ちの経緯を語った。坂本は「もう一回、ちゃんと見つめ直して」と言い「身体の部分だったり、なかなか試合だったらできないところをこの時間でできると思う。時間はたくさんあるんで、それをうまく使いながら」と述べた。
「経験は人よりはあると思う。やれることは全部やる」とがむしゃらな姿勢を見せる背番号６。この期間を復調のきっかけとしたいところだ。