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【MLB】最速30発のジャッジがヤンキース初の偉業へ!「60本以上2度打つ初の選手」

東スポWEB 2024年6月27日 15時38分

大谷翔平に負けずと勢いが止まらない――。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)が26日(日本時間27日)に行われた敵地でのメッツ戦で、両リーグ最速となる30号2ランを放った。伝統の「サブウェイ・シリーズ」第2戦。チームは大敗で連敗を喫したが、ヤ軍の絶対的主砲が2試合連発となるアーチで意地を見せた。

5回まで7点差をつけられる一方的な展開。目の覚めるような弾道で左翼席に叩き込むと敵地ファンを沈まり返らせ、手厳しいことで知られるヤ軍ファンの溜飲を下げた。スライダーを完璧に捉えると被弾した相手左腕・ヤングが膝をついて悔しがる衝撃の一発だった。

82試合目での30号到達。シーズン残りは80試合で、60発ペースで打ち続けている。かねて有識者の間でも根強く語られる名門ヤンキースで結果を残す価値がある。他球団と比較にならない重圧の中でプレーする忍耐を強いられ、その中で結果を残し続ける選手への敬意の証しだ。

敏腕記者として知られるボブ・ナイチンゲール氏は自身のX(旧ツイッター)に「これで30本目のホームランとなり、ヤンキースでキャリア通算60本以上のホームランを2度打つ初の選手になる勢いだ」と投稿。大台の60発をヤンキースで達成する偉業の価値を伝えた。

人格者に加え、圧倒的なパフォーマンスで名門をけん引するジャッジ。ドジャースの大谷とともに、MLBの顔が躍動している。

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