「ＪＥＲＡセ・リーグＡＷＡＲＤ５月度の月間大賞」に広島・小園海斗内野手（２４）が選出され、本拠地・マツダスタジアムで２７日、受賞会見＆表彰式が行われた。
５月の小園は、２３試合で３割６分８厘、１本塁打、１５打点。球団では月間最多の８度の勝利打点をマークするなど勝負強さも際立っていた。
この日の表彰式のプレゼンターには、背番号５１の大先輩でもある球団ＯＢ・前田智徳氏（５３）が登場。「数字がしっかり出ていますし、４番としてデビューしてからもプレースタイルは本当に変わらず、その辺は素晴らしい」と後輩を持ち上げた。さらに今後へ向け「いずれは１番を付けていただきたいなと。私に権限はございませんが」と、自らがキャリアで結果を残すたびに背番号「５１」→「３１」→「１」と背中の番号を小さくしていったようなさらなる〝出世〟にも期待を寄せた。
大先輩からおほめの言葉と猛ゲキを送られた小園も「まだ１番はほど遠いなと思います」としながらも「なかなか取れない賞ですけど、数多く取れるように頑張っていきたい。まずはしっかりと成績を残して、活躍できるように」と、残り試合へ向けてさらに気合が入った模様だ。