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【サーフィン】松田詩野がタヒチ合宿で五輪に手応え「自分と波を信じたら、いい結果もついてくる」

東スポWEB 2024年6月27日 19時18分

サーフィン女子でパリ五輪代表の松田詩野(21=TOKIOインカラミ)が、世界屈指の難度を誇る〝タヒチの波〟の攻略に自信を見せた。

27日、神奈川・横浜市で行われたパナソニックオートモーティブシステムズ主催の壮行会に参加した松田は、2022年から同社のCMに出演している。正式種目に採用された21年東京五輪には出場できなかっただけに「サーフィンが五輪というイメージは、競技を始めた時にはなかった。五輪競技に決まった時からすごく出場したい気持ちが強くて、東京大会は逃してしまってすごく悔しかった。周りの方の支えもあって、パリ五輪への切符を取ることができた」と笑みを浮かべた。

今年5月には、男子代表で東京五輪銀メダルの五十嵐カノア(木下グループ)らと、開催地のフランス領ポリネシアのタヒチ・チョープーで強化合宿を行った。チョープーの波は、高さ7メートルに達することもある。松田は「タヒチには強化合宿を含めて4回行った。5月の合宿では前に行った時よりも波に乗れるようになったり、波選びが良くなったので成長を実感できた。かなりタヒチの海の動きや波をイメージして動けるようになった」と成長を実感している。

パリ五輪1回戦は、東京五輪金メダルのカリッサ・ムーア(米国)と同じ8組に入った。松田は「カリッサ選手ともタヒチの練習の時に、海で一緒になった。五輪には(波に)乗れる選手が集まっている。対戦相手を考えてコーチと戦略を話し合うと思うけど、一番は自分と波を信じたら、いい結果もついてくる。一度しかないので1ラウンド、1ラウンドを楽しんでいきたい」と力を込めた。

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