立憲民主党の長妻昭政調会長は27日に国会内で開いた会見で、蓮舫氏が立候補している都知事選(7月7日投開票)について言及した。
同党都連会長でもある長妻氏は、蓮舫氏の選挙戦前半戦をどう受け止めているのか。
「全体で言うとわれわれが応援している蓮舫さんが健闘していると思っています。街頭演説でも最高の人数が集まっているのではないか」と振り返った。
東京青年会議所(JC)が開催(24日)した都知事選候補者4人による公開討論会では、政治資金パーティーや豊洲に移転した築地市場をめぐる質疑応答で3選を目指す小池百合子氏に対する質問が集中し話題を集めた。
「公開討論会を候補者がしたのは日本記者クラブとJCくらいです。テレビ局から(公開討論の)オファーがあると聞いています。現職の都合で開かれないのは残念だなと思います」(長妻氏)
蓮舫氏の選挙戦をめぐっては同党の岡田克也幹事長が会見(25日)で「都知事選の候補者としてピンときていない人もいるかもしれない」と強い危機感を示していた。
その原因は蓮舫氏の支援をいち早く表明した共産党の応援が全面に出すぎて「支持が伸び悩んでいるのではないか」という指摘が出ている。
長妻氏は「われわれを応援してくださる方々が、(蓮舫氏の)応援に来ていただくのはありがたいことでありまして、何かが応援するから票が減る減らないはわれわれはまったく考えていません。やはり、より多くの〝オール東京〟のみなさんがですね、蓮舫さんをいろんな立場で応援してもらうということが必要だと思います」と答えた。