Infoseek 楽天

【巨人】岡本和真が「意地」と「貫禄」の史上最年少4番200号も「そういうの初めて知りました」

東スポWEB 2024年6月28日 0時24分

Gの主砲が「意地」と「貫禄」のメモリアル同点弾を叩き込んだ。巨人・岡本和真内野手(27)が27日のDeNA戦(横浜)で、8回に試合を一時振り出しに戻す13号2ラン。巨人の4番先発として通算200号をマークし、敵地のスタンドに集まったG党を大きく沸かせた。

8回だ。ヘルナンデスの適時打で2点差に迫った直後、無死二塁で打席に立つと3球目の153キロをバットの芯々でとらえ、G党の待つ左翼席中段へ特大の一発を放った。

16日の日本ハム戦(エスコン)以来、5試合ぶりの一発。この号砲で王貞治氏、長嶋茂雄氏、原辰徳氏と並び球団史上4人目の「4番200号」達成となった。

しかも自身が記録した節目のアーチは、ここまで史上最速だった32歳5か月の長嶋氏よりもはるかに早い27歳11か月での達成。あの偉大なミスターの記録を大幅に更新し「G4番先発・史上最年200号」の金字塔を打ち立てた。

それでも試合後は「いやいや。全然そういう方たちに比べたら、まだまだですけど、そういうのがあるのは初めて知りましたし、これからも打てるように頑張りたいです」と謙虚なコメントに終始。チームが延長10回の末、3―4でサヨナラ負けを喫したこともあって言葉少なだった。

あくまでも「フォア・ザ・チーム」に徹するGの主将兼4番。壮絶な打ち合いの末に敗れた巨人は4位に転落したものの岡本和は気持ちを切り替え、自身の打棒でチームを再び上昇気流に乗せる腹積もりだ。

この記事の関連ニュース