れいわ新選組は２８日、Ｘを更新し、都知事選（７月７日投開票）で無所属で立候補した蓮舫氏の街頭会場で使用されている音響機器を同党が提供しているとの一部報道を否定した。
れいわは「『れいわの音響設備が蓮舫陣営に届いた』は事実ではありません。先日、蓮舫陣営から、音響の業者紹介を依頼され、断る理由はなかったので紹介しました。それだけの話です。れいわ新選組は、東京都知事選を『静観』しています」とポストした。
蓮舫氏の街頭演説の音響が良くなったことに「れいわの誇る音響設備が蓮舫陣営に届いた」とフリージャーナリストが前夜に報じていた。
都知事選でれいわは蓮舫氏の支援を見送り、山本太郎代表は「静観で事実上、何もしないことを決めた」と表明していただけに後方支援に転じたかとネット上ではざわついていた。
れいわはあくまで業者を紹介しただけで、スピーカーなどの提供は否定したうえで「長年の不況の要因は小泉構造改革や身を切る改革的な行革にある。その脱却こそが必要。本日から、代表・山本太郎の全国ツアー再開。徹底した積極財政を訴えていきます」と党としては都知事選と距離を置き、次期衆院選、来年の参院選に注力するとしている。