ウィリアム皇太子は英国への帰国を望んでいるとされるヘンリー王子について「どんな場合においても王室復帰を禁止した」と王室内部情報筋が証言した。英紙エクスプレスが２８日に報じた。
ウィリアム皇太子はかつて故フィリップ王子が担っていた王室内での規律を重んじる役割を任せられていると報じられている。調査会社「ユーガブ」の最新世論調査への回答では「皇太子は鉄の棒で王室を統べる人物」とまで表された。同時に皇太子はヘンリー王子に関わるあらゆることに関して王室の「指揮権」を握っていると伝えられている。
同情報筋は「ウィリアム皇太子がフィリップ王子の役割を引き継いだという印象が強い。フィリップ王子は鉄の杖で家族を支配していた。今ではウィリアムが王室のしつけについて指揮を執っています。彼は（王室メンバーには）怖い存在かもかもしれません」と明かした。
さらにウィリアム皇太子は「ヘンリー王子がどんな場合であれ王室に戻ることを絶対に禁止する」ことで王室の規律を示そうと決断していると語った。
一部ではチャールズ国王は和解へ軟化の態度を見せているとも報じられたが、後継者のウィリアム皇太子がそこまで頑なな態度を貫けば、ヘンリー王子の王室復帰はほぼ不可能になるかもしれない。