日本ハムは２８日、本拠地（エスコン）で行われたソフトバンク戦に１―５で敗戦。引き分けを挟む３連敗で貯金が４月２０日以来およそ２カ月ぶりとなる「２」となった。
先発・山崎は初回こそ相手打線を三者凡退に抑えたものの、２回一死から近藤に先制ソロ。３回には自らのバント処理ミスや二塁・福田、遊撃・細川の送球ミスなどが絡み、２点を失った。
５回も確実に併殺が取れる遊ゴロを、再び福田、細川が送球ミスし、２失点。山崎は結局５回８２球を投げ、５安打５失点（自責４）での早期降板を余儀なくされた。
打線も２回にマルティネスの一発で同点に追いついたものの、その後は拙攻続き。再三にわたり得点圏に走者を置きながら、相手先発スチュアート・ジュニアの前に７回までに１３三振を喫した。
この相次ぐ「守乱」による惨敗に新庄剛志監督（５２）は広報を通じ「バッテリーが意図的に打たしているのに、あんな簡単なダブルプレーも取れないようじゃ勝てない」とコメント。帰り際には報道陣の前に姿を現したものの、首を振りながら両手を挙げ、ぶ然とした表情のまま球場を後にした。