メキシコの主要団体・ＣＭＬＬ、メキシコ観光、ＬＡＤＹＳ ＲＩＮＧの３社合同で開催される「ルチャフェス２」（２８日、東京・新木場１ｓｔＲＩＮＧ）でスターダムの向後桃が、ベテランルチャ戦士に惜敗した。
２０２１年にメキシコ遠征を経験している向後は、同大会でＣＭＬＬ世界王者を約４年間防衛した記録を持つアマポーラと激突。
序盤からアマポーラのペースにのまれた向後は、パワーボムやスピアーなど重い技を決められ圧倒された。それでも得意の６１９や変型ＤＤＴで切り返しなんとか食らいついた。
だが、ルチャ特有の締め技で右脚を絞られ体力を削られてしまった向後は、最後にアラス・デ・インフィエルで３カウントを献上。試合後にはアマポーラから抱きしめられ、笑顔で熱い抱擁を交わした。
バックステージでは「アマポーラ選手はデカいので、１発１発の技がもらっちゃいけない重さでした。体力を削られていってしまったので、自分の今後の課題かなって思いました」と試合を振り返り「ただ、３年前くらいにメキシコで戦ってた時は手も足も出なかったんです。その時よりは手応えも感じました。今度はメキシコで戦いたいです」と再戦を要求した。