米女子ゴルフ「ダウ選手権」２日目（２８日＝日本時間２９日、ミシガン州ミッドランドのミッドランドＣＣ＝パー７０）、２人１組でプレーするチーム戦。この日はフォアボール（各ホールで良い方のスコアを採用）のラウンドとなる中、勝みなみ（２５＝明治安田）と組む渋野日向子（２５＝サントリー）がホールインワンを達成した。
１０番スタートで２つ伸ばし、迎えた１８番パー３。８Ｉで振り抜いたボールはピン右奥に落ちると、そのままカップに吸い込まれた。渋野は驚きの表情で口に手を当てると、その場で何度もジャンプ。そこに勝やキャディーらが加わり、肩を組んで喜びを爆発させた。渋野のエース達成は２０２２年１０月の「ＢＭＷ女子選手権」（韓国）以来、米ツアー２度目で日本ツアーと合わせると４度目となった。
この勢いで続く１番から３連続バーディーを奪取するなどスコアを伸ばし、６１の通算８アンダー、首位と４打差の２２位で予選を突破した。渋野は快挙について「キレイに入ってくれたんで、めちゃくちゃ盛り上がった。めちゃ、びっくりした」とコメント。決勝ラウンドも好プレーが期待できそうだ。