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【スターダム】沈黙の安納サオリに岡田社長が救いの手 7・4後楽園で岩田&愛海と激突

東スポWEB 2024年6月29日 17時4分

女子プロレス「スターダム」の前ワンダー王者・安納サオリ(33)に、岡田太郎社長が救いの手を差し伸べた。

22日の代々木大会でセンダイガールズプロレスリング(仙女)の岩田美香に完敗し、ベルトを失った安納は放心状態に陥った。岩田から試合後、7月15日の仙女東京・後楽園ホール大会での再戦を呼びかけられたが返答せず、王座戦から1週間無言を貫いた。

29日のスターダム後楽園大会では同じ「コズミック・エンジェルズ」の中野たむ、なつぽい、水森由菜、玖麗さやかと組み、鹿島沙希、壮麗亜美、妃南、レディ・C、八神蘭奈組と対戦した。いまだ落ち込んでいる様子の安納は敵軍の猛攻にさらされると、反撃もままならない状態が続いた。最後は壮麗に雷の如く(ファイヤーサンダー)を決められ3カウントを献上した。

ショックのあまり無表情でその場を立ち去ると、突然岡田社長から「反応がなくてみんなも心配しているので、次の後楽園(7月4日)のカードを交渉して準備しました。仙女さんから岩田美香、愛海組で対するは安納サオリ、なつぽい組で戦ってください。これで少しは元気が出るんじゃないですか?」と提案された。

岡田社長の言葉に足を止めた安納だったが、何も言わずにバックステージへ。ようやく口を開くと「ごめん…。ごめん、みんな」と謝罪しうつむいた。するとリーダーの中野を筆頭に水森、玖麗からエールを送られ、なつぽいからは「落ち込むのはいいけど、時間に限りはある。サオリがこのままだったら私が行くからね」と手形が付くほどの威力で背中を叩かれ鼓舞された。

気合を注入され、少しだけ元気を取り戻した安納は勢いよく顔を上げると、無言でその場を立ち去った。絶対不屈彼女の再起に期待したい。

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