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【スターダム】朱里&小波がゴッデス王座獲得 「今日勝ったのは私たちの師弟愛」

東スポWEB 2024年6月29日 17時42分

女子プロレス「スターダム」のゴッデス王座戦(29日、東京・後楽園ホール)は挑戦者の朱里(35)&小波(27)が、王者・葉月(26)&コグマ(26)を破り新チャンピオンに輝いた。

小波は2021年12月に体調不良のため退団。その後はフリーとしてスターダムにスポット参戦し、今年4月の横浜大会で復帰した。

試合で朱里と好連係を見せた小波は、得意の寝技でコグマを攻め込んだ。途中王者組の勢いに押される場面もあったが15分過ぎ、場外で小波が葉月に投げっぱなしジャーマンを発射。さらにリングの下から大江戸隊のパイプイスを取り出し葉月を殴り飛ばした。リングに戻すと側頭部をズバリ。最後は小波が葉月に胴締めスリーパーホールドを決め、ギブアップ勝ちを奪った。

試合後、マイクを持った小波は「勝ったぞ! FWCの姉妹愛、強い絆を感じた。でも今日勝ったのは私たちの師弟愛だ」と言い切った。パートナーの朱里に対して「今日は本当にありがとうございます。私はスターダムを退団した時に、もうプロレスができないかもしれないと思ったこともありました。でも私にはプロレスしかなくて、こうやってこのリングにまた戻って来る機会をつくってくれたのもゴッズアイがあったからです」と感謝を述べた。

練習生時代から朱里に面倒を見てもらった恩があるという小波は「だからこそ私は朱里さんとこのベルトを巻きたいと思った。これからこのベルトを2人で守って、最多防衛記録、私たちの師弟愛で成し遂げましょう」とサンダー・ロック(岩谷麻優&紫雷イオ=現WWEのイヨ・スカイ)が保持する最多連続防衛記録「V10」を塗り替えると宣言した。

するとリングに現れた大江戸隊のリーダー・刀羅ナツコから「師弟愛…あー素晴らしいね。どのユニットも仲良しこよしでうらやましいな」とあざ笑われ、「宣戦布告。次の獲物はお前らだ」と挑戦を表明された。

これに対し朱里は「誰が相手でも私たちがゴッデス防衛し続けます!」と受諾。「小波、本当にありがとう。2人で巻けてめちゃくちゃうれしい!」と喜びを爆発させた。

最後はセコンドに就いたゴッズアイのメンバーを呼び込み、朱里と小波が「自分に負けるな。限界を超えろ。ゴッデスアイ! ネバーエンド」と絶叫し大会を締めた。

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