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南野拓実 W杯アジア最終予選のライバル国を警戒「1試合でも気が抜けないグループ」

東スポWEB 2024年6月29日 17時51分

日本代表MF南野拓実(29=モナコ)が、2026年北中米W杯アジア最終予選で日本と同じC組に入ったライバル国を警戒している。

南野は29日、都内で「MINAMINO REPORT EXHIBITION 写真展」の開催記念トークショーに参加。今季は9ゴール6アシストの活躍を見せ、チームはリーグ2位で来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。好成績を残した要因について「どんな状況でも、自分自身のことを信じていたのが大きかった。苦しい時でも耐えられた一つの要因だと思うし、そこが一番強かった」と自己分析した。

前回のカタールW杯、決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦では、1―1のまま延長でも決着がつかずPK戦に突入。南野は1番手でキッカーを志願したが、失敗して悔し涙をのんだ。「自分自身初めてのW杯で、喜びと悔しさを両方経験した。あと一歩でベスト16の壁を突破できるだろうと思っていた。結局最後は届かなくてそこがあと少しの差なのか、大きな差なのか難しいけどすごく悔しかった」と振り返る。

27日に北中米W杯アジア最終予選の組み合わせ抽選会が行われ、元日本代表FWの岡崎慎司氏(38)がドロワーを務めた。日本はオーストラリア、サウジアラビア、バーレーン、中国、インドネシアと同じC組となった。今大会からアジアの出場枠は8・5に拡大し、最終予選は18チームを3組に分ける方式に変更された。

南野は「(抽選会を見て)岡さんちょっと、引いてほしくないところを引いたなと…。それは冗談だけど、サウジアラビアとオーストラリアはアジアの中で強豪で、アウェーがすごく移動距離、(会場の)雰囲気も含めて厳しい。インドネシアも不気味でアジアカップでいいプレーしていたし、1試合でも気が抜けないグループだと思う」と気を引き締めた。

前回大会の雪辱を果たすために、まずは出場権の確保を目指す。「(最終予選は)簡単な戦いではないけど、日本はW杯にいかないといけないので、いい成績を残したい」と力を込めた。

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