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【取手競輪・GⅢ水戸黄門賞】稲毛知也が目指す〝二代目紀州のドン・ファン〟「ボクしかいない」

東スポWEB 2024年6月29日 18時32分

取手競輪の令和6年能登半島地震復興支援/大阪・関西万博協賛競輪GⅢ「開設74周年 水戸黄門賞」の最終日(30日)の9Rでレインボーカップチャレンジファイナルが行われる。

1~3着の選手がA級2班へ特別昇班となるが、今回の9人は来期の昇班をすでに決めている。45歳の坂口卓士(福島)以外の若手機動型はすべて「単騎」と最初にコメントし、坂口は考えた末に「多くの選手に世話になっているけど、ここは気心知っている小榑(佑弥)君に付ける」とただひとつラインができた。

注目は近畿の大型先行として期待を集めている稲毛知也(26=和歌山)だ。出身の田辺市は〝紀州のドン・ファン〟が話題になった場所。「家から5分くらいのところでデカい家があって」と近所だという。

「ドン・ファンという人は知らなくて、小さいころからデカい家があるな…くらいなんですが」

いまだ紀州レーサーとして〝ドン・ファン〟の異名を取った選手はおらず「兄(健太)は呼ばれてないんですか?」。健太はナショナルチームに所属していたこともあり、スピードレーサーとして早くに名をはせたためドン・ファン感はなかった。

「ふっ、ボクしかいないですね」

単騎が多い乱戦だが、重厚な自力の破壊力は色気をまとう。〝二代目紀州のドン・ファン〟襲名を印象づける一撃で、多くのファンをトリコにしてみせる。

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