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八村塁が日本代表に合流 いざパリ五輪へ「最初のドイツ戦が一番大事」

東スポWEB 2024年6月29日 21時22分

米プロバスケットボールNBAレイカーズの八村塁(26)が、パリ五輪に向けた決意を語った。

29日、男子日本代表は都内で練習を公開。最終候補メンバー16人に選ばれている八村は、2021年東京五輪以来の代表合流となった。「3年ぶりに帰ってこれてうれしい。富樫(勇樹)さん、(渡辺)雄太さん、(馬場)雄大さんともやってきたけど、そういう人たちとまたやれるのが楽しみ。僕とやったことのない新しいメンバーとやれるのも楽しみです」と笑みを浮かべた。

東京五輪で日本は1次リーグ3連敗で敗退。チームの目標であるベスト8入りに向けて、エースの存在は必要不可欠だ。4月にシーズンを終えた八村のもとに、日本バスケットボール協会の東野智弥技術委員長、トム・ホーバス監督がレイカーズの本拠地であるロサンゼルスを訪れた。

八村は「その時に東野さんやホーバス監督とミーティングをした。そこから今後の予定や計画をずっと話し合ってきた。タイミングを見て日本に帰ってきて、チームと合流できたのが良かった」と納得の表情を見せた。

1次リーグ初戦で、いきなり昨夏のW杯を制したドイツと対戦する。2019年に自身がスタメン出場した国際強化試合では、86―83で勝利している。「最初のドイツ戦が一番大事だと思う。僕らは練習試合で1回勝っているし、大体同じチームなので。映像を見たりどういうふうに勝ったのかを含めて、新しいチームだけど大事だと思う」と対戦を見据えた。

昨夏のW杯は、NBAシーズンに向けた調整のため欠場。ベスト8入りに向けて「去年はW杯に出られなかったけど、ずっと試合を見ていた。こうやってまた五輪の舞台に戻れるのはすごく光栄だし、楽しみ。東京五輪の時はあまりいい結果が出なかったので、五輪で成長した姿を見せられたらいい」と意気込んだ。

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