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渡辺雄太 五輪目前で肉離れの〝波紋〟 ネットには困惑の声「期待しているぶんだけイラッとする」

東スポWEB 2024年6月30日 5時16分

バスケットボール男子のパリ五輪代表候補で、2023―24シーズンは米プロバスケットボールNBAのグリズリーズなどでプレーしていた渡辺雄太(29)が、29日に左ふくらはぎの肉離れを明かしたことで思わぬ反応を呼んでいる。

五輪開幕まで1か月を切っている中、この日都内で取材に応じた渡辺は、「本番まで残り時間がない中、治るかどうかぎりぎりのところ。死ぬ気で治したい」。患部は6月頭に痛め、先週悪化させたという。7月5、7日に行う韓国との強化試合(東京・有明アリーナ)は欠場するのはもちろんのこと、間に合ったとしても五輪本番での状態が気がかりだ。

昨夏のW杯で主力として活躍し、五輪出場権獲得に大きく貢献。今回はNBAレイカーズの八村塁も加わり、渡辺のさらなる奮闘へ大きな期待がかかっていた中での負傷だった。それだけに、ネット上には早期回復への願いが殺到する一方で、「試合もしてない、代表に合流もしてない、のになんでケガすんの?」「気持ちだけではケガは治りません」「期待しているぶんだけ、正直、ほんのちょっとだけ、イラッとする」といった落胆の声も少なくない。

パリ五輪に間に合ってほしい気持ちは同じでも、ファンそれぞれ表現の仕方に違いが出てしまっている状況。昨年のW杯も直前の負傷でファンを心配させたが、不屈の闘志で八村不在のチームをまとめた。今回も奇跡を祈るばかり。渡辺抜きでは目標の8強入りは不可能だからだ。

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