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ケツメイシ〝メキシコ旋風〟ライブ 今後はコミックバンドか紅白か…1万2000人のファンに確認

東スポWEB 2024年6月30日 19時9分

4人組ラップグループ「ケツメイシ」が30日、神奈川県・横浜アリーナで「ケツメイシTOUR2024 あっちこっちでマリアッチ♪」を開催。1万2000人のファンとともに〝メキシコ旋風〟を巻き起こした。

RYO(MC)、RYOJI(Vo&MC)、大蔵(MC)、DJ KOHNO(DJ)の4人は、暗い世の中をラテンミュージックの力で明るく照らすべく「メキシコ」をテーマにした全国ツアーの真っ最中だ。横浜での2公演は、1月発売のアルバム「ケツノポリス13」の収録曲から代表曲まで全22曲を熱く届けた。

RYOが「曲なんか知らなくたっていいんです。とにかく盛り上がったらいいだけよ!」と会場をブチあげてスタートした公演は、ツアーでは約16年ぶりの歌唱となる「また君に会える」や、メキシコアレンジバージョンの「太陽」といった楽曲でファンと盛り上がった。

また、ライブ恒例のコントもメキシコ風で披露。何度も爆笑をかっさらうなど高いクオリティーを見せつけたが、RYOによると「コントのお稽古が多くて負担になっている」という。さらに、今後のグループの方向性についても「このまま〝コミックバンド〟でいいのかな…」と漏らし「ディナーショーをメインにシフトチェンジ。新高輪プリンスホテル飛天の間を目指す?」と問いかけるも、観客は不満げだ。

しかし「あるいはもう1度皆で曲を作って、あの紅白の舞台を目指すのか?」と会場を見渡すと、今度は観客から割れんばかりの拍手と声援が巻き起こった。そんなファンの声に背中を押されたグループは「友よ~この先もずっと…」「SWEET BABY」「LOVE LOVE Summer」といったヒットチューンを次々と熱唱。

最後は大蔵が「25周年の節目に向けて頑張っていきたいと思います。皆さんも明日からの日常を頑張って、頑張った者同士でまたこういうパーティーしましょう!」と〝再会〟を呼びかけ、ステージを後にした。

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