Infoseek 楽天

PSG バルセロナ至宝の16歳FWラミン・ヤマルに432億円オファーで賛否「財政問題は解決」

東スポWEB 2024年6月30日 19時25分

フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)が、スペイン1部バルセロナで〝至宝〟と称される同国代表FWラミン・ヤマル(16)に2億5000万ユーロ(約432億円)という史上最高額の移籍金でオファーを準備して物議を醸している。

スペイン紙「ムンドデポルティボ」は、今季ブレークして欧州選手権(ユーロ)でも活躍して超新星と話題になっているヤマルに、PSGが破格のオファーを行うと報道。今夏にスペイン1部レアル・マドリードに移籍したFWキリアン・エムバペの後継者として白羽の矢を立てた。

バルセロナは最初の打診は拒否したとの指摘もある一方で、スペインメディア「フィチャージェスネット」は「バルセロナがフランスクラブの魅力的なオファーに抵抗してその宝石を保持できるか、サッカー史上最も高額な移籍の主人公となるか、今後数週間が決定的なものとなるだろう」とPSGは正式オファーを提示して、バルセロナが再度検討する可能性を伝えた。

海外のファンやサポーターからは、名門の至宝に対する爆買いオファーに賛否両論が噴出。ネット上では「キャリアを台なしにする」「サッカー人生を終わらせる」などと移籍拒否を求める声が上がる一方で、「この金額があればバルサが抱える財政問題は解決され、その金額でどんな選手とも契約できるようになるだろう。バルサの財政状況は残念なものであり、選手を2億5000万ユーロで売却することはバルサにとって非常に有益であることを考慮する必要がある」と財政難にあえぐ名門にとってヤマル売却は最善策とプッシュする声も出ている。

約432億円が手に入れば一気に財政が潤って大型補強も可能なだけに、バルセロナにとっては悩ましい判断になりそうだ。

この記事の関連ニュース