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【マリーゴールド】地元凱旋のMIRAI 宮古観光親善大使に就任「夢がかないました」

東スポWEB 2024年7月1日 6時11分

女子プロレス「マリーゴールド」のMIRAI(24)が、地元の岩手・宮古市で「宮古観光親善大使」に就任した。

地元凱旋興行となった6月30日の宮古市シーアリーナ大会には山本正徳市長が訪れ、試合前に委嘱式が行われた。2022年には同市出身の〝伝説のキックボクサー〟藤原敏男氏も観光親善大使に委嘱されている。

凱旋記念試合では桜井麻衣と組み、林下詩美&CHIAKIと対戦。地元の大声援を受けてリングに立ったMIRAIだが、敵軍の猛攻に苦しめられた。CHIAKIに場外戦を仕掛けられ、苦悶の表情。それでもパートナーの桜井が蹴散らし、MIRAIも反撃に出る。

詩美に串刺しラリアートを決めると、跳躍力を生かしたミサイルキックを発射。パワー対決でも一歩も引かなかった。さらに敵軍2人に特大のプランチャを見舞うと、最後は得意のラリアートでCHIAKIを打ち抜き勝利を収めた。

「ついに自分の夢がかないました。開催するにあたり、たくさんの方が協力してくれてたくさんの人が見に来てくれて感謝しかないです。今日の興行で誰かの人生を変えるまでにはいかないかもしれないですけど、影響を与えられたらいいなと思います」

ロッシー小川代表も「宮古市で大会をやりたいというMIRAIの12年越しの願いがかなって良かったです。その人柄が地元を巻き込んだのが、成功させた要因です。MIRAIによるMIRAIのための大会でした」と目を細めた。

13日の東京・両国国技館大会では初代ユナイテッド・ナショナル(UN)王座決定トーナメントで青野未来と激突する。青野とはこれまで3戦連続時間切れドローで、これが4度目の対決。勝てば同日に〝大怪獣〟ボジラとの王座決定戦が待ち受ける。

MIRAIは「しっかりベルトを持って、またここ宮古に帰ってきたいと思います」と、団体初のビッグマッチに向けて気持ちを切り替えた。

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