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【禁断の扉】鷹木信悟 ブライアンとの〝日米ドラゴン対決〟に敗れトーナメント1回戦敗退

東スポWEB 2024年7月1日 10時59分

新日本プロレスと米国・AEWの合同興行「Forbidden Door」(30日=日本時間7月1日、ニューヨーク州ロングアイランド・UBSアリーナ)で、鷹木信悟(41)がブライアン・ダニエルソン(43)とのオーエン・ハート杯トーナメント1回戦に惜敗した。

ドラゴンゲート時代の2010年7月に敗れた因縁の相手とのリマッチ。世界中の注目を集めた〝日米ドラゴン対決〟は、優勝者が8月25日(同26日)に英ロンドン・ウェンブリースタジアムで開催されるメガイベント「ALL IN」でAEW世界王座に挑戦できるトーナメントの1回戦で実現した。

敵地に乗り込んだ日本のドラゴンは、どこまでも大胆不敵だった。雪崩式ブレーンバスター、スライディングラリアートと得意技を連発すると、ブライアンの代名詞である「YES」のチャントを強行。反発した会場からは「NO」の大合唱だ。そんな声にも一切動じずパンピングボンバーからMADE IN JAPANをさく裂させた。

その後もブライアンを攻め立てた鷹木だったが、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンを阻止されるとハイキックを浴びて逆転を許してしまう。本家本元の「YES」チャントからブサイクニーを叩き込まれた。

驚異的なタフネスでこれをカウント2で返すと、今度は両手をつかまれての踏みつけから三角絞めに捕獲されてしまう。強引に持ち上げて脱出を試みた鷹木だったが、頭部にエルボーを打ち込まれると再びグラウンドに引きずり込まれる。最後はアームバーで身動きが取れなくなり、無念のレフェリーストップ負けとなった。

ブライアンへのリベンジに失敗し、熱望していたウェンブリースタジアムでのAEW世界王座戦という大舞台も幻に。それでも両者が繰り広げた大激闘に、試合後は会場から歓声が送られていた。

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