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吉田正尚は4打数2安打 ナックルボーラー右腕を2打席目に攻略

東スポWEB 2024年7月1日 13時35分

【米マサチューセッツ州ボストン30日(日本時間1日)発】レッドソックスの吉田正尚外野手(30)は本拠地でのパドレス戦に「6番・DH」で先発出場し、4打数2安打だった。打率2割4分6厘。チームは4―1で勝った。

相手先発はナックルボーラーの右腕ウォルドロン。2回先頭はナックルボールをスイングしたのは2ストライクからの3球目のみ(ファウル)だが、外角スイーパーの前に見逃し三振に倒れた。

ナックルボールを見たのは初めて。「今日は湿度も高かったので、多分、映像よりは、(乾燥している)サンディエゴ(で投げている時)よりはあまり動いていなかった」と話し、対策についても「打ちにいきながら見逃す。(いつもと)一緒じゃないですか」と淡々とした口調で答えた。

4回先頭はナックルボール、スイーパーをしっかり見極めて2ボールからの3球目、甘いシンカーを打球速度108・6マイル(約174・8キロ)の痛烈なライナーで右前に運んだ。「ストライクを取りに来ると思ったので、甘いところを(狙う)って感じでしたね」としっかり対応した。打席やベンチから見たナックルボールについては「不規則に、捕手が(何度も捕球ミスをするなど)ああいう形になるくらいですから、打者もそういう感じだったと思う」と振り返った。

3番手右腕コレックと対戦した6回先頭は初球のカットボールを捉え、一、二塁間を破る右前打を放つ。8回一死無走者は番手右腕エストラダのスプリットを捉えるも中直に倒れた。

復帰後、マルチ安打は2度目。若手が台頭しており、DHの座も安泰ではない。結果を出し続けるのみだ。

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