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【名古屋場所】新関脇・大の里が部屋頭の責任感「自覚を持って若い子を引っ張っていきたい」

東スポWEB 2024年7月1日 13時36分

大相撲名古屋場所(14日初日、愛知県体育館)の新番付が発表された1日、新関脇大の里(24=二所ノ関)が愛知・安城市の部屋宿舎で会見した。

5月の夏場所は初土俵から7場所目で史上最速優勝を達成。昭和以降2位のスピード昇進で新関脇となった大の里は「朝起きて自分の番付を見て、先場所(小結)より上がっていたのでうれしかったです」と喜びながらも「(初優勝は)もう終わりましたし、もう次に向けて頑張っている」と気持ちを引き締めた。

三役2場所目の今場所は大関とりの足場固めを目指す一方で、2場所連続優勝なら一気に大関昇進の可能性もある。「(大関への挑戦は)三役に上がった特権でもありますし、上に目指せるものがあるので。この場所はすごく大事になってくる。しっかりアピールをして、一生懸命頑張ります」と意気込んだ。

先場所後には部屋付きの中村親方(元関脇嘉風)が独立し、8人の力士らが転籍。部屋の環境も大きく変わった。「人がすごく少なくなりましたし、これから(新しい)二所ノ関部屋が始まったということで。自分と(十両の)白熊が上の立場。しっかりと自覚を持って、若い子ばかりなので引っ張っていきたい」と部屋頭としての責任感をのぞかせた。

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