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【F1】本拠地GPでハースに完敗の大失態ペレスに〝限界論〟「シートを維持することはできない」

東スポWEB 2024年7月1日 14時35分

F1レッドブルのセルジオ・ペレス(34)に〝限界論〟が高まっている。

ペレスは6月30日に行われたオーストリア・グランプリ(GP)で7位に低迷。終盤はハースのニコ・ヒュルケンベルグとバトルを展開しながら〝完敗〟を喫した。

オーストリアGPはレッドブルにとって本拠地。そこで下位チーム相手に大失態を演じたことで、かねて不振のペレスに解雇の機運がさらに強まっている。

現役レーサーのマティアス・ラウダは、レッドブル系放送局「ServusTV」でペレスを猛批判。「ストップウォッチは嘘をつかない。F1では、市場で最高のドライバーが運転するべきだ」とパフォーマンスの低さを追及した。

「過去3年間、最高のマシンを保有してきたレッドブルでは、ナンバー1ドライバーに追いつくことができるドライバーがいることが期待される。彼(ペレス)がコンマ2~3秒遅れているだけなら、それは全く問題ありません。しかし、このような短いコースで1秒の違いは天と地ほどの差になる」とペレスの実力は王者にふさわしくないと糾弾。

「チームメイトから1秒も離れていれば、レースシートを維持することはできないというのが不文律だ。スポーツカー世界選手権、フォーミュラ2など、どの選手権に出場していても、チームメイトから1秒でも遅れていたら、来年のシートは消えてしまう」ともはやペレスは限界で、即刻解雇すべきと持論を展開した。

窮地のペレスはここから巻き返すことができるのか。

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