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【陸上】パリ五輪代表の福部真子が決意表明「最高のパフォーマンスで12秒5台を」

東スポWEB 2024年7月1日 15時49分

陸上女子100メートル障害の福部真子(日本建設工業)は、悔しさをバネに進化を遂げた。

昨年は世界選手権の参加標準記録を突破しながらも、日本選手権でまさかの4位に沈み、日の丸を背負うことができなかった。そこで「もう一度パリ五輪の標準を切って強くなってこの(世界の)舞台に戻ってくると強く自分の中で思っていた」と肉体改造に着手した。

「肉は食べずに魚だけ。脂質をカット。1日2食にした」と体脂肪率を7%に絞りつつ、体重は2キロ増の59キロとなった。6月30日に閉幕した日本選手権(新潟・デンカビッグスワンスタジアム)では準決勝でパリ五輪の参加標準記録(12秒77)を突破すると、決勝では12秒86をマークして優勝。パリ五輪代表の座を勝ち取った。

1日に新潟市内で行われたパリ五輪代表内定選手会見では「ずっとパリ五輪を狙っていたので、ユニホームを着ることができてすごくうれしい気持ちと、しっかり戦っていきたい気持ちでいっぱい」とにっこり。その上で「自分が走れることを楽しみつつも、やっぱり世界の選手としっかり肩を並べて走れるように頑張っていきたい」と決意を新たにした。

近年は国内だけでなく、海外のレベルも急激に上がっている。「12秒50を切っていかないと決勝には行けない。最高のパフォーマンスで12秒5台を出して、少しでも決勝に行けるように走っていけたら」と世界の猛者たちに食らいつく覚悟だ。

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