元宮崎県知事でタレントの東国原英夫氏が１日、ＴＢＳ系「ゴゴスマ」に出演し、今年９月に行われる予定の自民党総裁選について言及した。
自民党は総裁の任期満了が９月末に迫っており、〝ポスト岸田〟について推測が広がっている。
番組司会者の石井亮次アナから「岸田さんの次は誰なのか？」と聞かれた東国原氏は「にぎやかになりそうですね。茂木（敏充幹事長）さんとか石破（茂元幹事長）さんとか河野（太郎デジタル担当相）さん、高市（早苗経済安全保障担当相）さんだとか、そういう方たちも手を上げるということになってますから、おもしろくなるかな」と切り出した。
続けて「菅（義偉前首相）さんは石破さんを担ぐと思うので、麻生（太郎副総裁）さんがどう動くか、ちょっと注目ですね」と指摘。麻生氏が岸田文雄・自民党総裁を推すかについて「半々だと思う、（今は）どっちつかず。（岸田氏が）麻生さんの言うことをあまり聞かなかった。（２人の関係性に）齟齬（そご）が出てますから…」とキングメーカーと揶揄されている２人の心中を推察した。
さらに「麻生さんと菅さんが石破さんを推したら、石破さんの流れができるんじゃないかな。岸田さんと一騎打ちみたいな流れになるんじゃないかな。岸田さんが（総裁選に）出るか、出られるかは、別にして」と解説した。
最後に岸田総裁が続投した場合、自民党は衆院選に勝てるのか問われると「勝てないと思いますよ。でも岸田さんは首相として〝解散権〟が最高の権力なので、これを行使したいと思ってる」と持論を述べた。