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【GLEAT】カシンが河上隆一と大暴走 中嶋勝彦にはクギ「リアル闘魂スタイルズは全く別もの」

東スポWEB 2024年7月1日 20時47分

GLEAT1日の東京ドームシティホール大会で、「リアル闘魂スタイルズ」の〝野獣〟藤田和之(53)と〝悪魔仮面〟ケンドー・カシンが、反GLEATを掲げて団体をクビになった河上隆一と情報過多な闘争を繰り広げた。

この日はリアル闘魂スタイルズにガメラスを加え、6人タッグ戦で「バルク・オーケストラ」の河上、KAZMA SAKAMOTO、クワイエット・ストームと対戦。試合はゴング前から木原文人専属リングアナウンサーも加えた大混戦で、カシンは戦前から因縁を深めていた河上と場外戦を繰り広げた。

だが、相手のバルク・オーケストラはリーダー・河上とメンバーに溝ができている状態で、終盤に誤爆も発生。そこで流れをつかんだ藤田がKAZMAをビーストボムからの顔面蹴りで仕留め、3カウントを奪った。試合後もカシンは河上と観客席で乱闘を続け、バルコニーから転落するなど大荒れだ。

その後、カシンは「実数で(観客数を)発表してんのはここだけだよ! ノア、全日本、ドラゴンゲート、新日本もか。実数で発表していないだろ!」とよくわからない怒りをブチまける。さらに同大会に出場する〝闘魂スタイル〟中嶋勝彦については「〝闘魂スタイル〟と〝リアル闘魂スタイルズ〟は全く別ものだから。それは勘違いしないでほしい」と力説した。

そして「サイモンとロジャーが来ているか。それが問題だよ。そこに新IGFがどう出るか。そこで闘魂スタイルを使えたらすごいよ。裁判とか気にしないでね」と最後まで意味不明な言葉を口走った。

一方、所属最終戦となった河上はまさかの敗北となった。先月9日の名古屋大会での電流爆破戦に大仁田厚、ヨシ・タツと組んで出場。その試合後、大仁田に「反GLEAT」としての行動を促された結果、鈴木裕之社長を電流爆破バットで爆破した。結果、団体からは1日の試合を最後に所属選手契約の解除が発表される事態に。解雇した鈴木社長が「普通、社会に行って社長を爆破したらクビでしょ」、河上は「どこの世界に社長を爆破しただけでクビになる会社があるんだよ」と話すなど、互いの主張は平行線をたどっていた。

試合後、KAZMA、ストームと決別の大乱闘を繰り広げた河上は「今日で終わりだ、コノヤロー! これで契約解除なんだろ? だったらフリーとして次の大阪に参戦してやるよ」と、相変わらずの謎理論で一方的に15日の大阪・梅田スカイビルステラホール大会への参戦を発表。さらに「河上〝ファイヤー〟隆一としてフリーで参戦してやる。もしカードを組まなかったら、有楽町のオフィスを爆破してやる!」と目を血走らせていた。

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