女優の河合優実（２３）が今田美桜（２７）がヒロインを務める２０２５年前期のＮＨＫ連続テレビ小説「あんぱん」への出演が発表された。河合といえば今年１月期に放送されたＴＢＳ系ドラマ「不適切にもほどがある！」でスケバン女子高校生役を演じ、一躍脚光を浴びた。現在２３歳ながらその演技力は折り紙付きで、ＮＨＫとしては満を持しての朝ドラ起用となったという。
河合は昨年、２本のＮＨＫドラマで主演。今作のヒロインオーディションにも参加しており、今田演じるヒロイン（長女）三姉妹の次女役を演じる。
ＮＨＫ関係者は「今作はヒロインが三姉妹の長女ということから、年齢的にも今田さんが選ばれましたが、オーディションで河合さんは抜群の演技力を披露し、満場一致で次女役に決まりました。実はＮＨＫはとにかく河合さんに朝ドラか大河の２大作で早く実績を作ってほしかった。次作の橋本環奈さんだけは特別なキャスティングでしたが、基本的に近年の朝ドラヒロインは、過去に朝ドラか大河に出演した俳優が選ばれる。今回、河合さんにその実績を作らせたことで、２０２６年以降のヒロインの可能性が高まっています」と語る。
河合は「ブルーリボン賞」新人賞を始め、これまで数々の賞を受賞。さらに公開中の主演映画「あんのこと」では感情の難しいシリアスな演技が高く評価されている。
「ＮＨＫとしても『あんぱん』で河合さんにスポットを当てていくそうです」（同）
初の朝ドラで存在感を示すことができるか。