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【マリーゴールド】神取忍はベルトに興味なし 道場をかけた一戦に集中「その覚悟で来い」

東スポWEB 2024年7月2日 6時10分

〝ミスター女子プロレス〟こと「LLPW―X」の神取忍(59)が、「マリーゴールド」勢を一蹴だ。

5月の旗揚げ前から都内の道場を貸している縁もあり、13日のマリーゴールド東京・両国国技館大会への参戦が決定。井上貴子、NØRIと組み、高橋奈七永&桜井麻衣&石川奈青と対戦する。1日の会見では神取が、桜井&石川を「付け人なの?」と小バカにしたことから因縁が勃発。激怒した高橋から「勝ったら道場をよこせ!」と要求され大乱闘になった。

会見後に取材に応じた神取は「だってあの2人、知らねえし。それにやっぱり、ちゃんとプロレスラーとしての意識をもっと持ってもらいたいじゃん」と厳しく言い放つや、「マリーゴールドファンは我々の怖さを知らないと思うから『全く違う次元の世界で試合をしてるんだな』と感じてもらえたら」と自信の笑みを浮かべた。

マリーゴールド勢とは育ってきた環境が違う。中学時代に柔道を始め、1984年の世界選手権で3位に。86年にジャパン女子でデビューしてから一度も引退せずに現役生活を続けてきた。「当時は新日本プロレスの男子とプレハブ小屋でスパーリング練習させられてさ。気温が50度の中、4時間練習してたよ。その時、柔道の癖で腕をつかんじゃったら(獣神サンダー)ライガーに殴られた。今は時代が違うけど、その時はもがき苦しんでたね」と若手時代を振り返る。「鍛え方が昔が10だとしたら、密度が違うから今は3くらい。だから技にしろ試合にしろ重さが違うよね」

両国決戦ではジュリア対Sareeeが、団体最高峰の初代ワールド王座決定戦として行われる予定だ。だが神取は「悪いんだけど、今はベルトに興味ない。まあ自分の見える範囲にそれがきたら欲しくなるかもしれないけど。ジュリアが持ってもSareeeが持ってもまだピンと来ないかな」と高みの見物を決め込み、まずは道場をかけた一戦に集中する。「道場には選手の命がかかってる。その覚悟で来い」。レジェンドが新団体を乗っ取りそうな勢いだ。

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