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大谷翔平の球宴本塁打競争出場なるか MLB公式サイトがルール変更を伝える

東スポWEB 2024年7月2日 11時7分

MLB公式サイトは1日(日本時間2日)、球宴前日に行われる本塁打競争のルール変更を伝えた。

「新本塁打競争のフォーマットが発表された」との記事は、「野球の最高の伝統のひとつが、この夏、少し模様替えされる。7月15日(同16日)にアーリントンのグローブ・ライフ・フィールドで開催される2024年大会に向けて、MLBの『Tモバイル・ホームラン・ダービー』はルールを変更した」と報じた。

最大の目的は出場選手の負担軽減。ヤンキースのジャッジが早くも出場を辞退し、ドジャースの大谷翔平(29)も「もちろんやりたい気持ちは、どの選手もそうだと思うけどあると思う。他の部分との兼ね合い次第」と同競争への態度を保留していた。

目玉選手が出場に消極的になる問題点を機構も把握。出場選手の負担軽減に動いた。1回戦の直接対決をなくし、球数制限を設けた。昨年まで準決勝までは3分間、決勝は2分間の時間制限だけだったが、新ルールでは同様の時間制限に加えて、準決勝までは最大40球、決勝は最大27球で争うことが決まった。

加えて延長戦は準決勝以降からとなり、1回戦で本数が並んだ場合は最長飛距離で順位付けする。制限時間後に自動で30秒、最大1分与えられていた「ボーナスタイム」も変更された。本塁打以外の結果をアウトとし、3アウトまで打ち続けられる形式となった。

同記事は「全体として、ダービーはこれまでとは少し違った様相を呈するだろう。しかし、MLB屈指のパワーヒッターがグローブ・ライフ・フィールドの舞台に立つのだから、世界中の野球ファンが目を見張る光景であることに変わりはない」と結んだ。

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