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【中日】小笠原慎之介 7回途中降板後に怒り爆発 右手でベンチを3発殴りつける

東スポWEB 2024年7月2日 20時55分

中日・小笠原慎之介投手(26)が怒り爆発だ。2日の巨人戦(松本)で1点リードの7回途中1失点で降板し、ベンチでまさかの行動にでた。

2回に西武からトレードで加入した若林に先制打を許しながらも、5回の攻撃で福永の2号2ランで逆転してもらった。ところが、試合の最後までマウンドに立つことはできなかった。7回一死から大城卓に右前打で出塁を許すと、ビハインドで終盤を迎えた相手ベンチは勝負にでてきた。一塁走者に代走・増田大を送り込み、次打者の岸田に送りバントを決められ、二死二塁。一打同点のピンチを迎えたところで、小笠原は若林に対してカウント1―2から投じた4球目が死球となり、一、二塁としてしまった。

この時点で小笠原は100球目前の97球。5安打5奪三振2四死球の内容で左腕は立浪監督から交代を告げられた。

試合前までで左腕は12試合に先発して防御率1・99ながら打線の援護に恵まれず、3勝6敗の成績。チームもなかなか波に乗れず、リーグ下位から抜けだせずにいる。自分への怒りなのかは定かでないが、小笠原はマウンドを降りると腰かけた隣のベンチを1発、2発、3発と利き手とは反対の右手を握り締めて殴りつけ、感情をあらわにした。

その後のピンチは2番手の清水が無失点で抑えたが、ファンからは「小笠原悔しそう」「気持ちは分かるけど」「あそこでデッドボール与える自分が悪いとしか思えない」「怒るのも無理はない。リリーフが良いだけに継投もわからなくもない」とさまざまな声が上がっている。

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